カビをきれいにして蘇ったレンズの試し撮りをしました。
名前は【Nikkor-Q Auto 135mm F2.8】
F2.8というのは「かなり明るくてボケが期待できる」レンズなんですよ。
ちなみに今日の写真は全部マニュアルで撮っているのでピントがいつもより甘いです。
カメラはNikon D7000、トリミングなし、画像調整なし、WBオート。
全くフラットな状態です。
上は庭の「ツワブキ」
難しいことは分からないけれど、優しいボケが私のとっても好きな風合いです
嬉しくて近くの六道山に試し撮りに行きました。
紅葉のことなんて意識せずに行きましたが、既に葉は色づいていました。
人がほとんどいないので踏まれていない新鮮な落ち葉だらけ。
シートを敷いて寝っ転がったり這いつくばったり、好きな格好で夕方まで
葉っぱと戯れてました。(通報はされませんでした)
一番絞りを開けた状態 NIKKOR-Q Auto135/2.8(非ai) ISO 400 1/640 f2.8
このレンズでは一番絞った(一番ピントの幅が広がっている)状態
一番絞りを開けた状態 NIKKOR-Q Auto135/2.8(非ai) ISO 640 1/50 f22
同じ場所で同じ被写体を撮ってもピントの深さで雰囲気が全く変わりますね。
この「被写界深度」を調節できるのが一眼レフカメラの醍醐味のひとつ(最近はソフトでも出来るようですが...。)
いろいろ試してみるだけでも楽しいですよ。
NIKKOR-Q Auto135/2.8(非ai) ISO 640 1/1000 f5.6
寝転がって撮った写真
寝転がって風で葉が落ちるのを待ちながら
「長期戦になりそうだなあ、弁当持ってくりゃあ良かった..。」と思った
NIKKOR-Q Auto135/2.8(非ai) ISO 640 1/2500 f2.8
日が射すと..。
優しい描写なのに色は鮮やかとにかく無事蘇って良かった!
NIKKOR-Q Auto135/2.8(非ai) ISO 640 1/1250 f2.8
「設計も技術も進歩しているんだから古いレンズが今のレンズより良いわけがない
ただの懐古趣味。」
という人も居ますが「良い悪い」じゃなく、こうしていちいち時間をかけて
なんもかんも手動で設定して撮影するのが「ただただ楽しい」んだよ~。
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